い草は世界では300種類、日本でも50種類程生息している植物です。畳表に使う
い草は針金状で約1.5mの長さになります。丸い茎で先端と根を切った真中の部分
を使います。
また、畳表には産地によって呼び名がつけられています。
代表的な備後表は広島県、岡山県は備前、備中表、高知県は土佐表、福岡県は豊前
筑後表、熊本県は肥後、八代表、大分県は豊後表と呼ばれています。これは幕藩体制
によって確立された藩名がそのまま使われています。近年では中国で生産されて輸入
されるのもあります。
【畳表の種類】
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■ 綿糸経糸表(めんいとたていと) 経糸に綿糸を用いて織り上げられた畳表 一枚に約4000本のい草が使われています。 比較的標準品に使用されます。 |
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■ 麻糸経糸表(あさいとたていと) 経糸に麻糸(大麻、マニラ麻、ジュウート麻などを 用いて織り上げた畳表、一枚に約4500〜5000本のい 草が使われています。高級品に使用されます。 |
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■ 麻綿二本芯経糸表(あさめんにほんしんたていと) 経糸に綿糸と麻糸の二本を用いて織り上げられた 畳表、一枚に約5000〜6000本のい草が使われている 最高級畳表に使用されます。 |
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■ 龍鬢表(りゅうびん) 龍鬢表は、乾燥した良質のい草を水洗いと天日 乾燥を繰り返し織り上げられた畳表です。主に 床の間に紋縁を着けて使用されます。 |
その他の表
上記のほかに、市松表、柄表、刺繍表、目積表、琉球表等があります。
中でも琉球表(青表)は大分県で生産された特殊な三角い草を二つに裂き
乾燥させて織り上げた表です。とても強靭で独特な草の香りがします。普
通は縁無し畳に用いられます。超高級品です。
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